カナダ留学の思い出〜シェアハウス編①〜
カナダ留学中はじめの約1ヶ月はホームステイ先で生活をし、その後生活する場所として現地で「シェアハウス」を探す必要がありました。
その当時は、仲のいい友達と2人で行動していたこともあり、私たちは
「2人で1部屋なら家賃も安くなるんじゃない!?」
とか
「どうせなら学校から近い、街の中心地(ダウンタウン)がいいね!」
という単純な考えでその条件に合ったシェアハウスを探し始めました。(今考えるとそんな都合のいい場所はほぼないと思う…)
そんなこんなで見つけたお部屋がこちら⇩【値段も安いしいいんじゃない!?】
私たちは早速連絡をとり、内見することに!
しかし、思いがけないことが…
オーナーさんと出会って早々言われたことは、
「今住んでいる人が昨日急に“延長”を願い出てきて入れない」 とのこと
「マジか…」と思いつつ、オーナーさんから「でも1回雰囲気知りたかったら見てみる?」と言われ、入ってみることに!
しかし、入ってみると想像と違うことに気づきました…
思っていたより人がたくさんいる!玄関は靴が散乱し、キッチンは共同であるためかごちゃごちゃしていてかなり汚く、入った瞬間無数の人たちの視線が一気に突き刺さってきた!
中も全体的にどんより暗く、
一気に怖気付いた私たち…【もう帰りたい…】
更にオーナーさんは延長を申し出た女の子たち(ドアで顔は見られなかったけど聞こえてきた女の子たちの声)に
「部屋を見せてくれる?」
という話をし始めた(当時はカナダ来たばかりで何を喋っているか正確にはわからなかったけど、おそらくそのような会話)
それに対して女の子たちの返答は
「Why?」
その後も、色々説明し交渉し続けるも返ってくる返事は全て
「Why?」
固唾を呑んで見守る私たち【もう帰りたい…】
「Why」「Why」言われ続け、話が進まないことに痺れを切らしたのか、オーナーさんが強行突破しようとする素振りを見せた瞬間、部屋の中から
「No!!!」
という大声が…
その瞬間私たちも
「あっ、もういいです!!」
という感じでオーナーさんに「O K !OK!」と言い、3人でその場を後にしました
オーナーさんは申し訳なさそうにしていたけど、逆に安心した面もありました
なぜなら
「自分に合う「環境」の大切さ」というものが、どういったものなのかをここで知ったのです
私の場合は、家にいて心身ともに安心できる場所、清潔感がある場所、明るいような温かみがある場所、そして一緒に過ごせる人が重要なのだとこの時に気づいたのです
そして、もう一つ思ったのは、この時に急遽入れなくなったこの運命には
きっと何か意味がある!
ということ
まあ、この1回目のおかげで自分にとって環境の重要性に気づけただけでも大きかったけど…
そんなこんなで、友達と2人で部屋を使うという条件や、ダウンタウン近くで安く住むという無謀な(安直な)考えを改めて、再びシェアハウスを探しはじめたのでした
(シェアハウス編②に続く)
シェアハウス1件目の内見に行く直前にホームステイ先の庭で見かけたリスに興奮して慌てて撮った写真(カナダはあちこちにリスがいる)↓↓